クラウド・インフラのアップデート情報
クラウド・インフラに分類される海外のWeb・ITサービスの最新アップデート情報をまとめています。
Azure App TestingのPlaywright Workspacesが、Switzerland North、Japan East、Australia Eastで一般提供になりました。フルマネージドのクラウドホスト型ブラウザーでPlaywrightのエンドツーエンドテストを大規模に実行でき、並列実行やトレース・動画・スクリーンショットなどのデバッグ用成果物、CI/CD連携に対応します。
Azure Developer CLI(azd)の拡張機能フレームワークが一般提供となりました。開発者や組織、パートナーは、カスタムツールの統合や開発・デプロイ作業の自動化、組織固有のプロセスやツールに合わせた拡張機能の構築・配布が可能になります。
Amazon RDS for MariaDBは、MariaDB 10.6.28、10.11.19、11.4.13、11.8.9、12.3.3に対応しました。各バージョンでは運用面の改善に加え、転送中データの暗号化に利用できるポスト量子TLS(PQ-TLS)鍵交換をサポートし、従来バージョンのCVE修正やバグ修正、性能改善、新機能も含まれます。
AWSは、Amazon Bedrock AgentCore Memoryに、短期メモリイベントを作成せずにコンテンツを長期メモリへ直接取り込めるIngestData APIを追加しました。会話メッセージやJSON形式のデータに対応し、設定済みの抽出戦略で生成されたメモリレコードは、既存の検索操作から取得できます。
AWSは、Amazon CloudFront向けのDynamic Image Transformationに、顔・ラベル・テキスト・ロゴ・カスタムAmazon Rekognitionモデルを使える高度なスマートクロップ、端末に応じて適切なサイズで画像を配信する自動最適化、変換結果を検証できるインタラクティブなプレイグラウンドを追加しました。あわせて、ECSアーキテクチャとLambdaアーキテクチャの機能差を解消しました。
AWSは、AWS Builder IDに復旧用メールアドレスとセルフサービスのアカウント復旧機能を追加しました。Google、Apple、GitHub、Amazonなどの外部アカウントでログインする場合も、AWS Builder ID上でMFAデバイスを登録でき、パスワードのリセットやMFAデバイス紛失時の復旧が可能です。
Vercelは、Proチーム向けの「Flat Rate CDN」を一般提供(GA)へ移行しました。CDN料金を月額固定とし、トラフィック急増時の請求額を抑えるスパイク保護を提供します。
Cloudflareは、Radarの検索結果にインターネット上のイベントや障害を追加しました。イベントの説明や場所、AS、ボット、トップレベルドメインなどの関連エンティティを検索でき、イベント期間を保持したリンクから発生前・発生中・発生後の変化を調査できます。検索結果はWebMCPを通じてブラウザー上のAIエージェントからも利用できます。
Cloudflareは、Next.jsのリモートコード実行(RCE)脆弱性を対象とする既存WAFルールの検知ロジックを強化し、ベータ版として提供していた2つのルールをベースラインのシグネチャに統合しました。対象は、細工したAVIFを使うImage OptimizerのRCEと、CVE-2026-75604を対象とするRCEルールです。
Cloudflareは、次期cf CLIに向けてローカル開発ツールの基盤となるMiniflare v5の仕様を変更しました。cloudflare.config.tsに合わせた新しい設定形式を導入したほか、非推奨APIや内部API、組み込みのモジュール検出を削除し、/cdn-cgiのローカル用ルートや永続化設定の構成も変更しています。通常のプロジェクトでは、Miniflareを直接利用せずWrangler、Cloudflare Vite plugin、@cloudflare/vitest-pluginの利用が推奨されています。
AWSは、Amazon Managed Workflows for Apache Airflow(MWAA)ServerlessをAWS GovCloud(米国東部・米国西部)で利用可能にしました。Apache Airflowのインフラを自動でプロビジョニング・スケーリングし、ワークフローの実行時間に応じて課金する従量制サービスです。
AWSは、Amazon Bedrock Managed Knowledge BaseでSharePoint、OneDrive、Confluenceのデータソースに対するユーザー管理設定(3LO)を追加しました。既存の各サービスの認証情報でサインインして接続でき、従来必要だった管理者による2LO認証情報の発行なしに、数分で設定できます。従来のサービスアカウント認証も引き続き利用できます。